中国語と台湾華語の違い

中国語と台湾華語の違い

語学学習に一度は挑戦しようと思ったことがあるのではないでしょうか。
英語は学校で習ってきて基礎はなんとなく分かっているけど、やっぱりいまの時代、
英語のほかにも話せる言語があったほうが色々なシーンで役に立てることができるでしょう。
中華人民共和国は、近い将来アメリカ合衆国を抜いて世界最大の経済大国になるだろうと予想されています。
だからこそ、英語の次の言語学習に「中国語」を学ぼうという人が増えているのです。
 
中国語には、7大方言という言葉が存在するように、その土地や民族によってさまざまな方言が使われています。
はじめて中国語を勉強するという人は、まずは中国語の基本について理解するとともに、
どのような目的で、どの中国語を習得したいかをよく考えたうえで勉強をはじめるようにしましょう。
そのほうが、楽しく学習を進められますし、学習効果が上がりやすいといえるからです。
ここでは、中国語の基本などを抑えたうえで、よく比較されることがある「中国語と台湾華語の違い」について、
いろいろとご紹介していきます。
これから中国語を勉強し始めようと考えている方、そして中国語に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
 
1.中国語の種類や特徴について
中国語と台湾華語の違いを考えるまえに、まずは中国語についての知識をいろいろと深めていきましょう。
一口で中国語といっても、その種類はさまざまです。
例えば、いまからご紹介する、中国語の標準語である「普通话(普通語)」や、
地域や民族によって発音や読み方が違う「中国語の方言」などがその代表格です。
 
いまの中国語は「現代漢語」
日本語で使われている漢字の原形とされる中国語は、紀元前15世紀ころにはすでに古代漢語が用いられており、
その後は中期漢語、そして近代漢語と形を変えながら、
1911年から現在まで使われている「現代漢語」へと移り変わってきたのです。
中国語のことを、別名漢語と読むことがありますが、
中国語では漢語ではなく中文といったように呼ばれています。
あとから説明しますが、中国語にはたくさんの方言が存在します。
そのため、方言によっては中国語の呼び方も大きく変化するのです。
 
それでは次に、中国語を語るうえで忘れてはならない「普通話」について、まずは詳しくみていきましょう。

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